原宿の歴史ある駅舎の建て替えに反対の人は自分の意見をしっかりと伝えましょう!

2016年6月8日、とあるニュースの一報を聞き衝撃が走りました。
そのニュースとは「JR東日本は2020年の東京オリンピック・パラリンピックで多くの利用者が見込まれる原宿駅について老朽化しているとして建て替える」という原宿駅建て替えのニュースです。

東京大空襲を耐えぬいた今に残る歴史的建造物を建て替えてしまうという今回の件について私は反対の立場なので、どうすれば原宿駅舎を守れるのかを考えてみました。

原宿駅舎

 

▼「原宿」についての理解を深める

【原宿-はらじゅく】

東京都渋谷区の中央部、山手(やまのて)線原宿駅付近をいう。相模(さがみ)国(神奈川県)から奥州へ通じる道の宿(しゅく)駅があったことが地名の由来という。明治神宮に続く代々木公園の地は、第二次世界大戦後アメリカ軍に接収されワシントンハイツとよばれた。その軍人相手の衣料店、土産(みやげ)物店などができたのをきっかけとして、現在はケヤキ並木の表参道を中心に流行の先端をいく店が並び、ファッションの街となった。原宿駅付近の竹下通りやそのわきの小路には、ブティック、アクセサリー店、カフェバーなどが建ち並び、クレープやアイスクリームが各種売られ、20歳前の若者でにぎわう。近くにNHK放送センター、代々木競技場がある。 出典:日本大百科全書

 

▼原宿駅の情報

原宿駅
原宿駅(Harajuku station)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
開業 1906年(明治39年)10月30日
路線 ■山手線
所在地 東京都渋谷区神宮前一丁目18-20
駅舎 1924年(大正13年)竣工
都内で最も古い木造駅舎
駅舎設計 長谷川馨(鉄道省技師)
現在の構造 2階建て木造建築物

 

▼関東の駅百選認定駅

百選

『関東の駅百選』とは国土交通省(旧運輸省)が1997年から2001年までの4年間、関東の特徴のある駅を公募し選考委員会にて選定された駅の事を言います。

原宿駅は1997年に行われた第1回目で選定されています。
建て替えや廃止により取り消される事があるため、今回の建て替えが実行された場合、『関東の駅百』から外される事が考えられます。

 

▼文化庁に聞いてみた

文化庁によると「有形文化財」の登録基準は下記となっています。

建築物,土木構造物及びその他の工作物(重要文化財及び文化財保護法第182条第2項に規定する指定を地方公共団体が行っているものを除く。)のうち,原則として建設後50年を経過し,かつ,次の各号の一に該当するもの

1.国土の歴史的景観に寄与しているもの

2.造形の規範となっているもの

3.再現することが容易でないもの

原宿の木造駅舎は1924年に竣工しているため、建築後90年以上経過しています。また「1」、「2」、「3」の3つの条件もクリアしていると思ったので文化庁に電話で駅舎の文化財登録をすることで建て替えや取り壊しから守ることができないのかを聞いてみました。

文化庁によると、『建物のオーナーである「JR東日本」が調査の要請をすれば、しっかりと調査をして文化財としての有無を判断することができますが、「JR東日本」からのアクションがない限り私たちが(文化庁が)動く事はありません』

との事でした。結局はオーナーである「JR東日本」次第というのが文化庁の立場のようです。そのため、原宿駅舎を守るには「JR東日本」に壊すな建て替えするなという意志を伝えることが重要になります。

ちなみに、規模は違いますが東京駅は重要文化財として登録がされています。

 

▼観光スポットとしての価値

原宿駅を利用しているのは我々日本人だけでなく、多くの外国人の方々も利用されています。そんな外国人の方々の反応をツイッターなどで見てみると….

といったように分かりやすいツイートを選んでみましたが、海外の方達も建て替えについてショックを隠せない様子が伝わってきます。このように、日本人だけでなく海外の方たちにも愛されている原宿駅は立派な観光的価値があると言えるのではないでしょうか。

 

▼駅舎比較

 駅舎2  JR東日本より建て替え

建て替えの画像には神宮橋の一部が見えるのですが、位置や角度を検証したのですがはっきりと場所を特定することができませんでした。

朝日新聞ニュースによると

新駅舎は現駅舎の南西の隣接地に線路をまたぐようにつくる。ホームを一つから二つに増やし、東側にしかない出入り口を西側にもつくる。

 

乗物ニュースに計画図面が有りました。

予定

これに原宿の地図を合わせてみると……

原宿合わせ

これを見る限り、新駅舎は現在の原宿駅舎と被って無いように見えます。
わざわざ建て替えの必要があるのでしょうか……。

 

▼正月三ヶ日のみに使われる臨時ホーム

明治神宮川ホーム

原宿駅には明治神宮側にもホームがありますが、普段は使われていません。
これは正月の三ヶ日に明治神宮の参拝のためにこられる人のために臨時で使われるホームとなっています。

オリンピックにより混雑のため駅を建て替えるというのであれば、この臨時ホームを改装するなどして開放し対応するという方法も考えられるのではないでしょうか。

新しく建て替えした駅舎ではこの明治神宮側のホームも通常どおり利用するようです。
私は正月の三ヶ日にしか使えないこの臨時ホームが特別感があって好きなので現状を変えないで欲しいと思うところであります。

 

▼問い合せをするところ(意見を伝える所)

JR東日本はニュースによると『取り壊すかどうかなどについては、渋谷区のほか地元の商店街や市民と協議する』としており、JR東日本、渋谷区、地元商店街などに意見を伝えることで『取り壊し』については避けられる可能性があります。なので取り壊しを避けたい、建て替えを止めさせたいという同様の意見をお持ちの方は下記に意見をしっかりと伝えてください。

「JR東日本」に意見を伝える

JR問い合せ

JR東日本問合せ

JR東日本の問い合せフォームにはしっかりと意見を伝えられる箇所が設けてあります。

渋谷区」直接意見を伝える

渋谷区問合せ

渋谷区の「まちづくり課」の『地区計画係』で意見を伝えることができます。

まちづくり課・地区計画係:03-3463-2947

電話受付時間:平日8時30分~17時
(土曜日、日曜日、祝、休日は除きます)

 

渋谷区」メールで意見を伝える

渋谷メール

メールで問合せの場合は上記の通りになります。

メール:kocho@city.shibuya.tokyo.jp

 

原宿表参道欅会」に意見を伝える

表参道欅会

原宿表参道欅会にご意見・ご感想・ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。今後の参考とさせていただきます。

これなら恐れず電話ができそうです!

原宿表参道欅会事務局:03-3406-4303

またテキストで意見を伝えたい場合は『お問い合わせ』にテキストフォームがありますのでこちらに意見を書いて送信して頂ければと思います。

 

▼まとめ

私もよく原宿駅を利用していまが洋風の木造建築は歴史の重厚感や暖かみがあり、昔も今も好きな駅舎の1つとなっています。

そんな原宿駅舎ですが東京大空襲のさいに直撃弾を受けるも爆弾は全て不発で焼失を免れたといった事があったそうです。これは奇跡としか言い様ががありません。この奇跡的に残った歴史的な建造物を建て替えてしまうという行為に私は賛同ができません。

今、私たちにできることはとにかく『JR東日本』や『渋谷区』といった関係各所にしっかりと原宿駅を残したい、建て替えしてほしくないという事を伝える事です。

利便性や大衆を受け入れるようにすることも大事だと思うのですが、積み重ねてきた歴史をもっと大切にして欲しいと思う所であります。同じ意見をお持ちの方がおられましたら、是非あなたの意見を各所に送って頂ければと思います。

原宿駅

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