精神保健指定医とは? 厚生労働省が精神保険指定医の資格を不正取得した89人の処分審査を開始。

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朝日新聞によると

 重い精神疾患の患者を強制的に入院させるかどうかを判断できる「精神保健指定医」の資格取得に不正の疑いがあるとして、厚生労働省は26日、医師89人の資格取り消し・停止の行政処分の審査を始めた。過去最多の処分となる見通しで、精神医療への信頼性が大きく損なわれるほか、患者や地域の精神医療への影響が懸念される。

厚労省によると、行政処分の審議対象は、指定医の資格を不正に取得した疑いがある医師49人と、その上司にあたる指導医40人。89人が資格を取得した医療機関は47都道府県の12にわたる。このほか、資格の取得を新規申請中の医師5人にも不正の疑いがあるという。

指定医の資格を得るには、医師として5年以上、精神障害の3年以上の診療経験があり、重い統合失調症や中毒性精神障害など8件以上の症例報告を出す必要がある。しかし、不正取得の疑いがある医師は、自分で診断・治療に十分関与していない患者の症例報告を出すなどし、指導医は十分確認せずに証明を示す署名をしていたという。

 

▼「精神保健指定医」とは

1987年の精神保健法改正によって定められた、人権上適切な配慮を必要とする精神科医療において、患者の人権を擁護する上での国家資格。この資格により、指定医は精神疾患の患者の強制入院の要否などを判断することができる。指定医となるには履歴書、実務経験証明書、症例リポートなどの提出、研修の受講など、必要な手続きを経て申請し、それに基づき厚生労働大臣が指定する。医療現場にとっては、強制入院を伴う診療態勢を組むには一定数の指定医が必要となるほか、診療報酬の優遇措置もとられる。2016年9月、全国の複数の医療機関の精神科医が資格を不正に取得していた疑いのあることが、厚生労働省の調査で判明した。 出典:知恵蔵mini

 

▼まとめ

「精神」という難しい問題を扱う専門の医者が資格を不正して取得していたとなると、ニュースのとおり精神医療の信頼性が損なってしまいます。厚生労働省にはしっかりと調査をしてもらい、信用性を少しでも回復するように努力してほしいところ。

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