増加する「都市型うつ」が話題に。日本は100万人以上がうつ病を患うという「うつ病社会」に突入

記者

東洋経済ONLINEによると・・・

21世紀に入って急増したうつ病の場合、その原因は都市のライフスタイルと密接にかかわっています。サービス産業が中心となり、そこに最適化されたホワイトカラーの都市生活を考慮に入れなければ、患者さんのことは理解できません。ストレス社会に生きる都市のビジネスパーソンこそ、この病禍の犠牲者なのです。私はこのようなうつ病を、「都市型うつ」と呼んでいます。

私の外来には、都内のクリニックや大学病院から次々に患者さんが移ってこられます。その中には、霞が関の官僚、大手町の銀行マン、六本木のIT系会社社長、新聞記者、さらには医師(それも精神科医すら)など、さまざまな職業の方がいらっしゃいます。

その中でも、この「都市型うつ」の観点から見て最悪の職業と言えるのが、新聞記者です。なぜならば、短時間で不安定な睡眠、アルコール乱用など、「都市型うつ」をもたらす生活習慣の悪条件がほぼすべてそろっているからです。 (抜粋) 詳細

とのこと、また

『ヒトは1日17時間以上、覚醒し続けられない』

ヒトの脳は、1日17時間を超えて覚醒を維持することはできません。しかも、その17時間のうちで記事を書くといった「高度な知的作業」を行える時間は、わずか数時間しかありません。睡眠不足とは、一時的に頭が悪くなることです。本当によい記事を書きたいのならば、睡眠によって脳に十分な充電を行い、コンディションを整えてほしい

とも書かれています。

寝るのは時間の無駄」という考えがあったりしますが、場合によっては起きている事で何も事態が進展しないのであれば「起きているのは時間の無駄」とも考えられるわけで、この場合においては「寝るのは時間の有効活用」と、なりえます。忙しいからこそ寝る、寝る事が出来るというのは現代の社会人にとっての重要なスキルなのかもしれません。

 

▼重要ポイント「しっかりと寝る」ことで「都市型うつ」は改善が可能

著書によると、1日7時間の睡眠を取ることができれば薬などをつかわずとも自然に治っていく場合が多いとの事。
また、多忙な都会の労働者がしっかりと週50時間(1日やく7時間)をとるのは難しいという事にも触れています。

書籍紹介文より抜粋

私は、長年、精神科医の仕事を続けてきました。
ここ10年ほどは、主として都市部の患者さんのうつ・不安・不眠を診てきました。
その間、年々、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬の処方量が減ってきました。
今ではおそらくは、保険診療を行っている日本の精神科医の中で、もっとも処方量の少ない精神科医でしょう(もし、ほかにもおられたらお教えください)。

薬の量が少ないわけは、その必要がないからです。
別段、私は意地をはって「薬は使わない! 」と決心して臨んでいるわけではありません。
必要なら使います。でも、実際にはその必要な場合というのは、けっして多くはありません。

薬を使わなくてすんでいるのは、都市型うつの病理の本質が心身の疲弊であり、それは薬を使えば治るようなものではないからです。
むしろ、疲弊を解消する睡眠をいかにしてとっていただくかの問題だけなのです。
いかにして24時間のなかに7時間の睡眠を確保するかの問題だけです。

もちろん、都市生活は忙しさに満ちています。
その渦中にあって、7時間の睡眠を確保することがいかに難しいかはわかります。
しかし、患者さんと話し合って、1日のスケジュール、1週間のスケジュールを伺って、どうにかして週合計50時間ほどの睡眠を確保すること。
そのことさえ実現できれば、患者さんの側で自然と治っていく場合のほうが多いのです。

睡眠さえ確保できれば、心身の疲弊は解消します。
あとは、心身の活力の回復に足を引っ張る薬剤は、さっさと切ったほうがいいのです。
薬を減らして、いっそのことやめてしまった方が、よほどきれいに治ります。

 

 

▼ひとこと

「寝ればうつ病が治る」と一方向で考えるのは危険。治ることがある。と考え、場合によってはもちろんお薬も必要です。
寝たくても、不眠症で寝れない場合もあるので1つの考え方に固執せず、柔軟に考える事が大事。

でも、頭が回らなくなるなると、考えるという事が出来なくなるんですよね・・・難しい。

記者

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