若干30歳の営業マンが行った10の改革。売上アップ、社内風土の健全化に貢献した方法が話題に

上司

ライブドアニュースより

27日、はてな匿名ダイアリーに投稿された、上司になった人物がここ1年間で行った工夫が、注目を集めている。

自称「下っ端営業マンだった」というこのユーザー。30歳にして、数人の部下を率いる部署のトップに立ったという。そんなユーザーが就任から1年間で行った改革と、その結果生まれたホワイトな職場環境がはてなブックマークを1500以上集め、絶賛のコメントが相次いでいるのだ。

上司になって以来、ユーザーは「毎日のように徹底的に効率化に励んだ」という。細かい手順やルールまでその根拠を洗い出し、「徹底的に無駄を省いた」とのこと。

それ以外にも働き方、コミュニケーションなどにおいて、計10個の改革を行ったようだ。たとえば「定時退社おばけになった」と題した項では、定時になると部内を歩き回り、残る社員に対して残業の内容を簡単に聞き、翌日でもよいものについては退社を促したほか、有給休暇の取得についても積極的に声掛けをし、部下の子どもの行事がある時期には「有給使いません?」と自ら話しかけることを習慣づけたという。

コミュニケーションについては、部下に「仕事に差し支えない程度で、雑談をふりまくった」ほか、頼んだ仕事に対しての感謝の言葉を忘れなかったとのこと。また、部下に仕事を振るときには必ずその仕事の背景、文脈を伝えているようだ。顧客からのクレームや他部署への申し立ても、自身に話が来るように1本化したとのこと。

こうしたことを心がけながら、自分自身については「必ず最後に帰っ」ていることや、「自分の仕事に絶対に妥協しない」ことを明かしている。

計10項目にわたるこれらの工夫を実践した結果、社員は定時退社をしながらも、業績は前年の1.5倍に上がることとなったそうだ。来年には新卒の新入社員も配属されるようになったらしい。

ユーザーは文末で「何かまだまだやれるような気がしてならない」とさらに向上したいと希望を語る。「よかったら、はてなの皆さんの『実録!尊敬する上司』を教えてください」とはてなユーザーに呼びかけているが、この投稿に対しては「(尊敬する上司は)明らかにお前だよ言わせんな恥ずかしい」「お前が欲しい」「若手や同年代のチームを率いるプレイングマネージャーとして完璧に近い」といった賛辞のコメントが相次いでいる。

 

▼投稿者若干30歳の営業マンが行った10の改革

1.細かいところまでとことん効率化

10年前のやり方が化石のように現存していた部署だったので、毎日のように徹底的に効率化に励んだ。アナログで書いたり打ったりしていた書類を、せめてエクエルでと関数やマクロを組んでその人が理解するまで家庭教師みたいに一緒にやった。パソコン関係ではなく、細かい手順やルールまで「そもそもコレなんのために必要?」を毎回やって、徹底的に無駄を省いた。

2.定時退社の徹底化

定時がくると「定時ですよ~定時ですよ~」とフラフラと部署を歩き回るおばけになった。残って仕事をしている人には簡単に何をやってるのか説明してもらって、明日でも大丈夫そうだと自分が判断したものは「明日!明日!」と言いながら退社を催促した。上に書いた効率化も、ひとつひとつは作業が十数分早くなるだけだけど、地道にいくつも積み上げていくと、慢性残業部署だったのに今では定時退社が当たり前になった。

3.雑談を積極的にした

仕事に差し支えない程度で、雑談をふりまくった。その代り、その人が仕事に集中している時は話しかけないように細心の注意を払った。

4.お礼を心掛けた

仕事をやってくれた皆さんに「ありがとう!」「ありがとうございます!」「助かりました!」を絶対に欠かさないようにした。

5.クレームは受けるのも発するのも自分に集中させた

客先からのクレームは全部自分に繋いでもらうようにお願いし、逆に、客に一言モノ申したい時や、他部署への申し入れも、自分に一本化した。でも、処理の進捗や細かいニュアンスは、可能な限り発端の担当者には伝えた。

6.有給消化の徹底化

上の定時退社と一緒で、有給の取得率を上げるために「有給~有給~」と意識して声掛けをした。雑談で得た皆さんの家庭状況等を覚えておいて、例えば子供さんの行事の時期に「有給使いません?」と話しかけることを習慣づけた。

7.仕事をお願いする時は必ずその前後を伝えた

「これやって」「あれやって」ではなく、例えばデータの集約なら、それが誰からどうやって集めたデータで、集約した後にどんな場面で活きるのか、それを全部伝えてからお願いした。締切日は、自分が一旦頭に浮かんだ日付より3日ほど前に設定するようにした。

8.必ず最後に帰った

定時退社おばけをしていると必然的にそうなるけど、家の事情や外せない酒席以外は、必ず最後まで残るようにした。1対1になるとポロリと本音を語ってくれる人がいたりする。

9.飲み会を企画した

これは人によってはウザいかもしれないけど、無理に誘った形にならないように注意しながら、数ヶ月に一度のペースで皆で飲みに行った。行くお店は、一人一人交代で好きに候補を挙げてもらった。若造なので奢ったりはできなかったけど、可能な限りで少し多めに払った。

10.自分の仕事に絶対に妥協しない

上司が自分の仕事をおろそかにしながら部下にお願いをするのは人道的にルール違反だと思うので、絶対に期限より早めに仕上げながら、質の妥協も無いように心がけた。

 

▼外部リンク

初めて上司になって1年が経った(Hatelabo)

 

▼ひとこと

リーダーとして安定性、統率性、社交性、決断性、思索性、意欲性などをバランスよく兼ね備えた人物が望ましいとされますが、この投稿者はこれらの項目がバランスよく整っていて素晴らしい。場の状況を現状よりも良くしたいという挑戦性、周りの人の家庭の状況までも心づかう思慮深さ、責任感や人当たりの良さなどリーダーとして、上司として尊敬できるタイプの人。

新人として、この会社に入り部下となった人は幸せだと思いますが、だからといってこの方に頼り切ってしまうとまた様々な弊害がでたりするのも事実です。この方の次の目標としては同じ考え、同じ行動ができる人を多く作り出すことなのではないかと思います。

上司

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