チェコの画家ミュシャとはどんな人なのかを理解し、ミュシャ展を思いっきり楽しもう!

ミュシャといえば、「あ~あのあの」みたいな感じで何となくどんな絵を描いた画家なのかが思い出せるのではないでしょうか。2017年、東京の国立新美術館にて「ミュシャ展」が開催されます。いざ行こう!となった時にミュシャってよくわからないってなってしまうのはとってももったいないです。今回はミュシャについての知識を深めていきましょう。

 

▼「ミュシャ」や「アール・ヌーヴォー」についての概要を把握する

アルフォンス・マリア・ミュシャ(1860/7/24~1939/7/14)

ミュシャ

チェコスロバキアの画家で、イラストレーターや装飾画家としても知られている。
プラハの美術学校の入試に失敗後、ウィーンの舞台工房で働きながらデッサンの学校に通った。その後、クーエン・ベラシ伯爵の弟、エゴン伯爵に気に入られると、彼の援助によりミュンヘン美術院に入学することになる。卒業後パリに渡ったミュシャは舞台女優であったサラ・ベルナールのポスター手掛けることで名声を得ることになる。花と女による華麗なミュシャ様式は、アール・ヌーボーの代名詞ともなっている。1939年3月、チェコスロヴァキアはナチスドイツによって解体されミュシャは「ミュシャの絵画は国民の愛国心を刺激するものである」という事を理由にドイツ軍に逮捕されてしまう。老体であるミュシャは激しい尋問に耐え切れず、釈放された4ヶ月後、79歳でこの世を去った。

アール・ヌーヴォー

19世紀末から20世紀の始め、フランスを中心にヨーロッパの建築や工芸、絵画といった諸芸術に流行した芸術様式で植物模様や流れるような曲線が特徴。フランス語で「アール・ヌーヴォー」は『新しい芸術』を意味している。

階段※アールヌーボー様式の階段

 

▼サラ・ベルナールってどんな人?

1844年10月22日生まれのフランスの大女優。ミュシャが名声を得ることになった『ジスモンダ』のポスターが制作されたのはサラ・ベルナールが50歳の頃の事でした。

サラ・ベルナール

 

▼ミュシャの最強の傑作を把握しよう

『ジスモンダ』ポスター(1894)

ミュシャが舞台女優のサラ・ベルナールから以来を受けて制作したポスター。このポスターによりミュシャの名前はパリ中に知れ渡ることになります。伝説のポスター。

ミュシャ ジスモンダ

スラブ叙事詩(1910)

自らの出自であるスラヴ民族の歴史を描いた作品。20年の歳月をかけて制作された20枚にもおよぶ絵画はミュシャ、渾身の傑作とされている。大きいもので縦6m、幅8mといった作品は想像を遥かに越える力強さを感じさせます。

スラブ叙事詩4travel.jpより

※20枚各絵の詳細は「ミュシャを楽しむために」に詳しい情報がありますのでそちらの方をご確認下さい。また、この他にも代表的な作品、有名な作品はありますが、今回は個人的に特に知っておいた方がいい作品としてこの2作品をチョイスしています。

映像で確認したいという場合は『松下奈緒 チェコ・プラハの旅~ミュシャ幻の大壁画公開~』を見れば感じがつかめると思います。

 

▼2017年にミュシャの超大作「スラブ叙事詩」が初来日

【2017年3月8日~6月5日】国立新美術館にて「ミュシャ展」が開催!

チェコ国外では世界初公開という、ミュシャが20年の歳月をかけて書き上げた「スラブ叙事詩」全20点を東京で見ることができます。

ミュシャ展

 

 

▼ミュシャをみる前に勉強しておきたいという方

2016年8月23日に、ミュシャの作品370点を作品と共に解説した作品集、「アルフォンス・ミュシャの世界 -2つのおとぎの国への旅-」が発売されます。以前に発売された作品集を持っている場合は不要かもしれませんが、一度チェックをオススメします。

アルフォンス・ミュシャの世界 -2つのおとぎの国への旅-
アルフォンス・ミュシャの世界 -2つのおとぎの国への旅-

▼ミュシャ関連リンク

ミュシャwiki

アール・ヌーヴォーwiki

サラ・ベルナール

国立新美術館

 

▼まとめ

美術展に行く前に自分のお気に入りの作品を見つける事で美術展をより楽しく見ることができます。インターネットで色々な作品をさがしたり、探すのが面倒な場合は作品集を買ってしまってチェックしたりして美術展をおもいっきり楽しみましょう!

気に入った作品の『本物』を見ることができるっていうのは結構ドキドキな体験ですよ!

ミュシャ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。