「日本酒」とは何か、意味や種類を知り、銘酒銘柄を把握して日本酒を楽しもう!

世の中に色々なお酒があり、居酒屋では「とりあえず生」と生ビールを頼みがちです。しかしながら、日本には日本酒という日本の歴史文化に根付いたお酒があります。今回はそんな日本酒についての理解を深めてみましょう!

お猪口

 

▼「日本酒」とは何か、その意味を改めて知ってみる

【日本酒-にほんしゅ】

日本古来の酒。清酒,合成酒,味醂,白酒などがある。清酒は白米に麹と水,または酒酵母を加えて醸造する。その歴史は古く,『日本書紀』に記録があるが,現在の清酒に近い形をとったのは江戸時代以降である。 出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

 

▼日本酒度を理解する

日本酒を表現する時に甘口、辛口といった表現を使うことがあります。これらは日本酒に含まれる糖分量に関係があり、マイナスの数値が高いほど糖分量が多い「甘口」となり、プラスの数値が高くなるほど糖分量が少なく「辛口」になります

「+6.0」以上 「+5.9」~「+3.5」 「+3.4」~「+1.5」 「+1.4」~「-1.4」 「-1.5」~「-3.4」 「-3.5」~「-5.9」 「-6.0」以上
大辛口 辛口 やや辛口 普通 やや甘口 甘口 大甘口

 

▼日本酒のアルコール度数を理解する

日本酒の平均アルコール度数は15~16度と言われています。
酒税法上では22度未満と定められています。

 

▼一升瓶などの容量を理解する

1升=1,800ml」、「4合=720ml」、「1合=180ml」となっています。日本酒を飲む際に使われる徳利は約「180ml~360ml(1合~2合)」、それに使うお猪口の容量は実に様々で40mlのものもあったり180mlのものなどがありました。

お猪口を選ぶ場合は、デザイン形に加えてお酒を飲みやすい容量を選ぶのが良いと思います。

 

▼日本酒の種類を理解する

sake-hiroshima.comより
おこめ

精米歩合というのはお米の表面を削る事を言いますが、お酒の世界ではこれを「米を磨く」と表現します。この米を磨き、表面を削る行為の意味は米の成分に関係があります。表面部の成分は脂質やビタミン、タンパク質といったものになり、この成分は日本酒作りおいて雑味の原因となります。また、それらを除いた米の中央部には澱粉質が多く、これらで作られたお酒は香り高くスッキリとした味わいになります。

精米歩合/麹歩合 50%以下/15%以上 60%以下/15%以上 70%以下/15%以上
醸造アルコール添加「無し」 純米大吟醸酒 純米吟醸酒 純米酒
醸造アルコール添加「有り」 大吟醸酒 吟醸酒 本醸造酒

 

▼日本の歴史ある「酒造会社」と「銘酒」

高砂酒造 明治32年(1899年)創業  北海道旭川市

雪と氷でつくる雪氷室のなかで搾ったり、雪中にタンクを埋め低温熟成させるなど北海道の風土を利用した酒造りを行っている。

代表銘酒「国士無双」

国稀酒造 明治15年(1882年)創業  北海道増毛町

wikiより
外観

昔ながらの製法を守り、暑寒別岳山麓の良質な天然水を使った酒造りをしている。日本最北の造り酒屋。

代表銘酒「国稀」

飛良泉本舗 長享元年(1487年)創業  秋田県にかほ市

秋田県最古の酒蔵でとても手間のかかる「山廃仕込み」をかたくなに守り続けている。

代表銘酒「飛良泉」

渡會本店 元和年間(1615~1642年)創業  山形県鶴岡市

徳川秀忠が江戸幕府を治めた元和年間に創業。お酒は月山・朝日山系の山々から流れ下る清冽な赤川の清浄水と庄内平野の良質の米を使い作られる。

代表銘酒「出羽ノ雪」

鶴乃江酒造 寛政6年(1794年)創業  福島県会津若松市

会津藩御用達頭取を務めた永宝屋から分家創業した林家が蔵主を務めている。地元の熟練杜氏と会津の寒冷な気候によって美味い酒が生み出されている。

代表銘酒「会津中将」

須藤本家 永治元年(1141年)創業  茨城県笠間市

創業は平安時代で日本一古い酒造として知られる。 「酒・米・土・水・木」を家訓としている。伝統ある味は世界からも注目を集めている。

代表銘酒「郷乃譽」

妙高酒造 文化12年(1815年)創業  新潟県上越市

その名の通り妙高山の伏流水を仕込み水、新潟県産の酒造好適米などを用いて、個性豊かな日本酒を製造する。

代表銘酒「妙高山」

麻原酒造 明治15年(1882年)創業  埼玉県毛呂山町

地元の「さけ武蔵(酒造好適米)」とオリジナル酵母「634酵母」を使用し、オール埼玉酒を製造、販売している。

代表銘酒「琵琶のさゝ浪」

・田村酒造場  文政5年(1822年)創業  東京都福生市

代表酒銘の「嘉泉」は敷地内で作られた井戸から酒造りに最適な水を得ることができた喜びに由来する。

代表銘酒「嘉泉(かせん)」

やちや酒造 天正11年(1583年)創業  石川県金沢市

前田公御用達の加賀藩の酒造。加賀百万石の藩祖前田利家公のお供して尾張より移住したのが「やちよ酒造」のはじまりとされている。江戸時代に建てられたという家屋や土蔵は文化庁登録有形文化財に指定されている。

代表銘酒「加賀鶴」

岩村醸造 天明7年(1787年)創業  岐阜県恵那市

生産者のわかる地元岐阜県産のお米や岐阜県名水百選の地下水(400年前に掘られた2本の井戸から汲まれる天然水)を使用し米の旨味を最大限にいかした高品質な酒を造る。

代表銘酒「女城主」

小坂酒造場 安永元年(1772年)創業  岐阜県美濃市

江戸時代より酒造を営む。蔵の母屋は創業した安永元年に作られた家屋で重要文化財の指定を受けている。土地ならではの酒造りを行っており、昔ながらの酒はもちろんの事、バラエティーに富んだ酒を提供。

代表銘酒「百春」

山路酒造 天文元年(1532年)創業  滋賀県長浜市

日本で5番目に古い酒造。滋賀県の環境こだわり農産物の認定を受けている特別栽培米「玉栄」や無農薬栽培された「山田錦」を使用し安全安心なお酒を造る。

代表銘酒「北国街道」

西條 享保3年(1718年)創業  大阪府河内長野市

高品質の米を用い、手間暇を惜しまず米を磨き作られる酒は芳り高く醇らかとなっている。『純米作り』に秀でた酒造として高い評価を得ている。

代表銘酒「天野酒」

菊池酒造 明治11年(1878年)創業  岡山県倉敷市

山田錦や地元岡山の米、優れた水質の高梁川の水を使って作られる酒は品質本位に伝統を守り作られる。蔵ではモーツアルトの音楽が流れており、酵母はその美しい音色で育てられている。

代表銘酒「燦然」

八幡川酒造 文政年間(1818~1830年)創業  広島県広島市

他とは違うものを常に追い求め、日々新たな酒造りに挑戦をしている。1つに「にごり酒」は喉越しが爽やかで八幡川ならではのモノとなっている。大吟醸「天鴻」は全国新酒鑑評会で何度も「金賞」を受賞している。

代表銘酒「八幡川」

天吹酒造  元禄年間(1688~1704)創業  佐賀県みやき町

脊振山系のまろやかな伏流水、佐賀平野で収穫された酒米を使用した酒造りを行う。また、アベリア、イチゴ、月下美人などの花の酵母を使った特徴的なお酒も造る。

代表銘酒「天吹」

 

▼まとめ

日本にある様々な老舗の酒造。その最たるものが平安時代からあるとは全く知りませんでした。今回、日本酒について調べていて、ただ酒を呑むだけでなく、きちんとした知識を得ながらお酒を飲みたいと思いました。

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