「人間関係がわからない…」そんな恐怖や不安、もやもやとした気持ちを解消!

キラウエア火山

人に悩みや不安は付きものです。そんな中で一番といって良いほど悩ましい問題は「人間関係」ではないでしょうか? 学校での人間関係、家庭での人間関係、社会での人間関係と世の中には様々な人間関係が存在します。自分がどうあがいても、生きている限り続くこの「人間関係」という問題、しっかりと理解を深めて「悩み」「不安」「恐怖」などの気持ちを解消しよう!


 

▼「人間関係」という言葉の意味を知ってみよう。

【人間関係-にんげんかんけい】

社会・組織・集団などにおける人と人との関係。特に,個人と個人との心理面・感情面での関係をいう。 出典:大辞林

集団や組織内における人と人との関係。特に成員相互の間の心理的関係をいう。ヒューマンリレーションズ。 出典:大辞泉

人々の間の持続的な社会関係における内面的,現実的な関係をいう。すなわち,人間関係は人々の間に直接の接触を介して自然発生的に形成され,維持される現実の人間対人間の関係であり,そこに参加する人々のいだく特別の感情,気分,意欲などを含み,それによっていろどられる関係である。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目辞典

人と人との日常的なつながりを指す用語。人間が社会生活を営むかぎり,当人にとって他者との関係は,自己の存在と切り離すことのできない不可分なものといわざるをえない。つまり,ある人が世に存在するということと,その当人の織り成す対人連関とは,同時的に成立し,したがってまた,そのような連関性の下でのみ当人が存在する,とみなさなくてはならない。そのことは,ある人の生誕と同時に親子関係が始まり,以後その親子であるという関係はどんなことがあっても断ち切れない,という事実からも明らかであろう。
出典:世界大百科事典 第2版

 

▼退職の理由で最も多いのは「人間関係」

同僚の突然の退職にショックを受けた人は多くないでしょうか?
実際に私もそんな経験があります。一緒になんだかんだと仕事に励んでいたにも関わらず、ある日突然「俺、今月で辞めるから」と言われました。突然の告白に私は「へっ???」とすっごく驚いたのを覚えています。
その同僚は退職する理由は「家庭の事情」と言っていました。ですが実際のところは上司との反りが合わなかったという「人間関係」の部分で転職を決意したそうです。
2013年にエン・ジャパンは『-「[en]社会人の転職情報」サイトユーザー5000人、退職理由のホンネ・タテマエ調査-』という調査を行いました。その結果、タテマエでは「家庭の事情」とし、本音の部分では「人間関係」という結果で、まさしく私の同僚と同様の結果となっていました。これでもわかる通り、「人間関係」は物事を決めうる為の重大な要素の一つとなっているのです。

 

▼「人間関係」のちょうどよい距離感を把握しよう!

ドイツの哲学者ショーペンハウアー(1788~1860)の寓話に次のようなものがあります。冬の厳しい寒さに凍える2匹のヤマアラシは身体を暖めあうためにお互いが近づいていきます。しかし、ヤマアラシは体中にトゲをもつ生き物です。寒いからといって相手に近づきすぎると相手にトゲをさしたり、刺されたりしてしまいます。しかし離れすぎてしまっては寒い。そんなジレンマを抱えながらヤマアラシたちはお互いのトゲが刺さらず暖かいバランスのとれた距離感を探しその場所に落ち着きます。

ヤマアラシ

人間関係も同様です。嫌な相手でも好意をもった相手でも、距離感によって好かれもするし、嫌われたりもしてしまいます。好意を持った相手にむやみに近づいていっても、その人の距離感からすると、近すぎていて「なんか嫌だな」なんて思わてしまうかもしれません。これは人間関係の基礎ともいえる部分ですが、まずは「相手を知る」これが重要なポイントになります。より良い人間関係を構築するため、しっかりと相手を知り(探り)、適切な距離感をとるよう心がけましょう

ちなみに、「ヤマアラシのジレンマ」というのは人気アニメ、エヴァンゲリオンにも登場しています。

 

▼自分の性格を分析する

スイスの心理学者ユング(1875~1961)は基本となる「外向型」、「内向型」という性格に加えて、「思考型」、「直感型」、「感覚型」、「感情型」を組み合わせた8種類の性格類型を作っています。まずは、自分の性格をしっかりと把握しましょう。

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自分の事が「わからない」「理解できない」そんな不安を解消!

自分の性格をしっかりと把握した後は、相手の性格もしっかりと分析しましょう。ある程度あいてに合わせた適度な距離感を保つことで「人間関係」のトラブルを防ぐことができます。

 

▼男女の違いを理解する

夫婦

男性の行動特性

◆「競争に勝ちたい」と思う
周囲と競いあう気持ちが強く、ひとりの時間に安らぎを感じやすい。

◆1つのことに没頭する
左右の脳をつなぐ脳梁(のうりょう)が細い男性は、複数の事を同時に進行するという事が苦手。逆に1つのことに没頭する事が得意。

◆空間認知能力が高い
脳の「運動野」が発達している男性は、空間認知能力が高い。地図を読むことやスポーツを得意とする

女性の行動特性

◆「周囲と同じでいたい」と思う
信頼できる仲間が欲しい、まわりの人との友好的な関係をもち、それを維持したいという欲求が強い。仲間と行動を共にするのが好き。

◆複数のことを同時にこなす
左右の脳をつなぐ脳梁が太い女性は、一度に複数のことを処理するのが得意。これは子育てに必要な能力でもある。

◆言語能力が高い
女性は脳の「言語野」が男性よりも発達しており、幼児期に言葉を喋り始める時期も速く、言語能力が高い傾向がある。

異性との「人間関係」を意識した場合、上記内容を把握し、相手の気持ちに配慮した行動が重要となります。

女性の社会進出が進み、女性も競争社会で生きているからなのか、近年ではひとりの行動が好きな女性も増えているそうです。

 

▼相手の、裏にある部分を知ることで「人間関係」の破たんを防ぐ

人は見た目で良し悪しを決めてしまう事が多いです。私自身、とある会社で働いていた時、「この人は一生懸命で頑張るし、いい人だなぁ」と思っていた人がいました。ある時、その人が社内の物をこっそりと売っていたという事実が発覚しました。私は驚愕し、そこから少し人間不信になったことがあります。しかし、その時の事をよくよく考えてみると、確かに怪しかった部分がいくつか思い出されました。人は見た目や態度でイメージを決めてしまいがちです。ですが、日々の中で現れるちょっとした「素」の部分を見逃さず、相手と付き合う際は適度な距離感を保ちゆっくりと見定めていくことが大事だと思います。

 

▼自己開示は時と場合をしっかり考えてから行う

裏表なく自分を開示する事で相手の心を開く事ができると言われています。しかし、ごく一部に何も考えずにとにかく自己開示をしてくる方がいます。初対面であったり、知人の知人の知人といった相手に、いきなり自己開示をしても相手は困ってしまいます。自己開示をして、相手の信頼を得たい時はしっかりと時と場合を考えて行う事が重要です。

 

▼「人間関係」はバランスでできている

なめなめ

誰でも周囲の人たちとは良い人間関係を築きたいと思うものです。そのために大切なことは「ギブ&テイク」や「支えあい」、「歩み寄り」などだとよく言われています。この考えは「社会的交換理論」と呼ばれています。鋼の錬金術師で等価交換という言葉がでてきましたが、人間どうしのやり取りも同様ですべて等価交換が基本となっています。好意や援助など、コストと報酬をバランスよく交換しあうことで成り立っているのです。

例えば普段の学校での生活で友人に宿題を見せてもらったとします。最初は友人同士だし友人も特に何も言う事はないでしょう。ですが、それが積み重なってくると友人も段々と嫌になってくるものです。何かをしてもらったなら、何かをして返す。そんな単純な事がとっても重要なのです。

 

▼「人間関係」は大きなストレスを生む

今の社会では「人間関係」のストレスは相当なものです。ある研究によると、職場での人間関係にストレスを感じる人は、うつ病にかかるリスクが5倍になるそうです。

しかし、だからと言ってまったく人間関係が無い状態でもストレスが発生するようなので、適度な人間関係が必要です。 とは言っても難しいですよね……。

 

▼少しでも良い「人間関係」を構築したい場合

誰かと良い「人間関係」を構築したいという場合、まずは何でも話し合える空間へ誘導しましょう。飲みでもカフェでも、その人の話しをゆっくりと聴くことができる場ならどこでも大丈夫です。

そして、相手の話しを聞くさいに、あなたが相手の気持ちになりきり、相手の抱えている問題や悩みを共感し理解することで、相手の信頼を得る事ができます。これはカウンセリング手法としても使われています。

 

▼相手の事が嫌いで仕方ない

「生理的に受け付けない」という状態を経験した方は多いのではないでしょうか。この場合、大抵が「どう説明していいかわからないけどとにかく嫌い」といった症状だったりします。心理学者のユングは人前に見せている自分を「ペルソナ」、自分の奥底にあるもう一人の自分を「シャドウ」と名づけています。心理学では自分ではない誰かから自分の「シャドウ」を感じ取った時に「何か嫌だ」と感じるそうです。もしあなたが誰かを生理的に受け付けないと嫌悪感を持っている場合、表面の自分「ペルソナ」と無意識の自分「シャドウ」が対立している可能性があります。

 

▼「人間関係」に関するコトワザを集めました

1.男は敷居を跨げば七人の敵あり

男は敷居を跨げば七人の敵ありとは、男が社会で活動するときは、いつも多くの競争相手や敵がいて、いろいろと苦労があるというたとえ。 出典:故事ことわざ辞典

外にでれば多くの敵が待ち構えているといった意味ですが、人と人な訳ですので人間関係といえます。しかし、最近は女性の社会進出が進んでいますので「女は敷居を跨げば七人の敵あり」と言っても良いような気もしますよね。

2.袖振り合うも多生の縁

袖振り合うも多生の縁とは、知らない人とたまたま道で袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの深い因縁であるということ。 出典:故事ことわざ辞典

興味深いのは「多生」という言葉です。「多少」ではありません。私はこの言葉を調べるまで「多少」だと思い、僅かばかりの縁といった認識でしたが実際は全然違いました。「多生」とは六道を輪廻して何度も生まれ変わるという意味であり、「多生の縁」とは前世で結ばれた因縁という事です。そのため、人との縁は全て偶然ではなく、深い因縁によっておこるものなのでどんな出会いも大切にしなければいけないという意味になるのです。

 

ひとこと

「人間関係」というのはとっても難しい問題です。
ですが、自分を知り、相手の事をよく理解することで、何かしらの解決の意図が見えるかもしれません。


 

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