自分の中のよくわからない、つらい「ストレス」をすっきり解消!

ストレス

ストレスで悩まれる方はとても多いと思います。そんなストレスとは一体何なのでしょうか。敵と戦うには敵の事を知る事が大切。まずは「ストレス」をしっかりと理解して、つらい「ストレス」を解消しましょう!


 

▼「ストレス」という言葉の意味を知ってみよう!

【ストレス】

精神緊張・心労・苦痛・寒冷・感染などごく普通にみられる刺激(ストレッサー)が原因で引き起こされる生体機能の変化。一般には,精神的・肉体的に負担となる刺激や状況をいう。 出典:大辞林

《生体にひずみの生じた状態の意》寒冷・外傷・精神的ショックなどによって起こる精神的緊張や生体内の非特異的な防衛反応。また、その要因となる刺激や状況。 出典:大辞泉

刺激により引起される非特異的な生体反応。生体に加わる力をストレッサー,それによって起る生体の反応をストレスという。 ※一部抜粋 出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目辞典

何らかの刺激(ストレッサー)によって生体に生じる生理的なひずみとこれに対する非特異的な生体の反応をいう。寒冷,暑熱,薬品,炎症,感染,疲労,不安などさまざまな刺激がストレッサーになり得る。 出典:百科事典マイぺディア

精神的,肉体的刺激を一般にいう.特に,健康に負の影響を与える創傷,疾病,精神的要因など. 出典:栄養・生化学辞典

ストレスは元来は機械工学的な用語で,物体を圧縮したり引き伸ばしたりしたときにその物体に生じる〈ひずみ〉を意味するが,1936年H.セリエによってストレス学説が提唱されて以来,この語はしだいに流布し,現今では日常用語化している。その邦訳語は〈負荷〉であるが,ほとんど用いられず,外来語のまま使用されている。 出典:世界大百科事典 第2版

日本大百科全書は「ストレス」について約2800文字の解説文がありましたが、ここで紹介するには長すぎるので割愛します。リンクしましたので、気になられたらご確認ください。

それにしても、ストレスの邦訳が「負荷」ってご存知でした?

 

▼ストレスの原因を知る

ストレスの原因は大きく3つに分類されます。まずはその分類をしっかりと把握しましょう!
「ストレッサー」とはストレスの原因の意味しています。

物理的ストレッサー

暑さや寒さといったストレス。他に、音や光などによるものがあります。音でいうと隣人がうるさいといった「騒音」もこれに当たります。

花粉

生理的ストレッサー

病気やケガ、疲労、睡眠不足、空腹や虫歯による痛みなどなど、痛みをともなうものや疲労がたまっていたり、病気といった身体の問題が原因となるもの。

薬

心理的・社会的ストレッサー

会社や学校、家庭の問題や、不安、焦り、苛立ちといった感情的なもの。

いじめ

 

▼五月病の理由を理解する

この記事を書いているのがちょうど五月。五月といえば、誰もが嬉しいゴールデンウイークといったものがありますが、ストレスに関連する忘れてはならないものがあります。それは「五月病」です。では五月病がなぜ起こるのか?

辞典などで調べると、「五月病」の意味では下記のようになっています。

【五月病】

四月に入った大学新入生や新入社員などに,一か月を経た五月頃に見られる,新環境に対する不適応病状の総称。 出典:大辞林

新しい環境に適応できず,焦り,ストレスを感じ,気持ちが落ち込むうつ状態。医学用語ではなく通称。もとは大学新入生が5月の連休明け頃から急激に無気力,無関心になることから名づけられたが,時期は5月にかぎらず,また中学・高校生や新入社員にもみられる。 出典:ブリタニカ国際大百科事典小項目辞典

4月になると自分の環境が激変する事があります。社会人になったり、学校に通ったり様々な事が起こります。そんな新しい環境や新しい人間関係が生まれることでストレスが蓄積します。そして五月になり、少し周りに慣れ始め緊張が緩んだ時に症状が出やすいと言われています。

 

▼ストレスが溜まりすぎるとどうなるのか?

ストレスが蓄積すると、イライラや不安、落ち込み、集中力の低下という精神面に大きな影響が現れます。さらに状態が悪化することで「うつ病」、「パニック障害」、「統合失調症」といった病気を引き起こす恐れがあります。 また、ストレスによる影響は精神面だけではなく、肩こりや頭痛などの症状や高血圧、胃潰瘍、十二指腸炎といった、様々な部分に影響を及ぼします。

爆発

ストレス蓄積が自分のリミッターを超えてしまい、病気の発病とならないためにも、できるだけストレスの蓄積を防ぐという事が重要になります。

▼ストレスへの対処法(ストレス・コーピング)を学ぶ

ストレスやストレッサー(ストレスの原因)の対処法には様々な方法がありますが、心理学者リチャード・ラザルスの説などをもとに4種類の代表的な対処法をご紹介します。

1.問題解決型対処

ストレスやストレッサーを問題としてとらえ、問題解決の手法を使ってストレスを軽くする方法。

①:問題を明確にする

②:問題の原因を探る

③:複数の解決案(選択肢)を出す

④:解決案の順番を決める

⑤:解決案を実行する

⑥:⑤で解消、軽減できない場合、他の解決案を実行する

◆問題解決型対処の具体例

学校でのいじめ

学校でのイジメにより、学校に通うことが大きなストレスとなっている場合

①:学校での「イジメ」(問題)

②:ストレッサーはイジメる生徒、または学校の環境など(原因)

③:「イジメてくる相手と対話する」、「転校する」などの解決案を考える(複数の解決案)

④:解決案に優先順位をつける(順番)

⑤:家族に相談し転校をする(実行)

⑥:学校での「イジメ」というストレスが消える(解消)

2.情動処理型対処

情動とは怒りや悲しみ、驚きなどの感情の一種で、急激で一時的なもののことを言います。

①逃避型:旅行に出かけるなど、ストレッサーから遠ざかる。

②発散型:八つ当たりをしたりしてストレスを発散させる。新たな問題やストレスが生じる恐れがあるので注意が必要。

③解消型:趣味やスポーツ、ゲーム、観劇など別の行動に打ち込むことでストレスを解消する。お酒やタバコ、ギャンブル、買い物など、「依存」といった別の問題を生じる可能性がある。

3.認知処理型対処

自分の性格や行動パターンなどを知り、ストレスが発生する前にあらかじめ手を打ったり、逆にストレスを受け入れることでストレスを軽減したり、性格や情動のかたよりを修正することでストレスを上手にコントロールする対処法。瞑想は認知的処理型対処のひとつ。

4.社会的支援型対処

自分だけでストレスやストレッサーに挑まず、周囲の人や専門家の力を借りる方法。

①:知人や友人、上司に相談する

②:家族に相談する

③:精神科医やカウンセラー、セラピスト、医療機関などの専門機関の援助を受ける

 

▼ストレスが溜まってるかもしれないと思ったら

なるべく早く、上記にある「ストレス・コーピング」を実践しましょう。
また、親しく、相談できる人が身近にいるかどうかでストレスへの耐性は大きく異なります。全てを自分で抱え込む事は止めて、悩みを相談したり、愚痴を言い合える環境をしっかりと構築していきましょう。

 

▼お手軽ストレス解消「腹式呼吸」

ストレスを感じた時、私たちの呼吸は浅く、そして早くなります。意識的に大きくゆっくりと腹式呼吸することで、副交感神経が活発になり身体をリラックスさせる事がでストレスから身を守ることが出来ます。お値段無料なお手軽解消法、是非お試し下さい。

 

▼食べ物でストレスを防ぐ

神経を安定させる働きを持つカルシウムは有名ですが、発酵食品などに多く含まれているギャバも同様の効果があるそうです。また、お茶に含まれるテアニンという物質は、興奮や緊張を抑える働きの他に睡眠を促す効果があります。その他、よくお魚に含まれていると聞くDHAは脳内物質の伝達をよくし、抗ストレス性を持つことが最近の研究でわかってきたそうです。

 

▼独り言でストレスを発散する

ぶつぶつと何気なく口に出してしまう独り言。実はこの独り言、実はストレス解消や頭の中を整理するといった効果があるそうです。

ですが、周りに人がいる場合はその人のストレスの原因となってしまうので独り言は一人の時に行うようにしましょう

独り言

 

▼ストレスチェックをする

ストレスチェック

厚生労働省:五分でできる職場のストレスセルフチェック

 

ひとこと

まずは、自分が何でストレスを感じるのかという原因をしっかりとつきとめ、場に応じた対処をしっかりと行っていきましょう。人に頼る事はダメなことではありません。しかるときには医療機関などの力を利用する事も重要です。

ストレスや自分の事を把握する為に本を読んでみるという事はとても大切です。最近の心理学の本は内容を分かりやすくマンガ風にしたりと工夫がこらされており、とても読みやすいので一度そういった本を読んでみるのも何かしらの手助けになるかもしれません。自分を、自分のストレスを知るキッカケに心理学系の本を読んでみるというのも一つの方法ではないでしょうか。

 

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