「統合失調症」の理解を深めたい。そんな時にはAmazonプライムで「ビューティフル・マインド」を見るのがお奨めです

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今現在「統合失調症」と言われている病気ですが、日本では2002年まで「精神分裂病」と呼ばれていました。さらに昔は狐憑きとも言われていたそうです。この手の病名はよく聞くけど実際は良くわからない。そんな方も多いのではないでしょうか。

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「精神障害の診断と統計の手引き」と呼ばれる現段階で最新のDSM-5には統合失調症について次の事が書かれています。

【統合失調症の診断基準(DSM-5)】

A. 以下のうち2つ以上、各々が1ヶ月間(または治療が成功した際はより短い期間)ほとんどいつも存在する。これらのうち少なくともひとつは(1)か(2)か(3)である。
(1)妄想
(2)幻覚
(3)解体した会話(例:頻繁な脱線または滅裂)
(4)ひどくまとまりのない、または緊張病性の行動
(5)陰性症状(情動表出の減少、意欲欠如)

B. 障害の始まり以降の期間の大部分で、仕事、対人関係、自己管理などの面で1つ以上の機能のレベルが病前に獲得していた水準より著しく低下している(または、小児期や青年期の発症の場合、期待される対人的、学業的、職業的水準にまで達しない)。

C. 障害の持続的な徴候が少なくとも6ヶ月間存在する。この6ヶ月の期間には、基準Aを満たす各症状(すなわち、活動期の症状)は少なくとも1ヶ月(または治療が成功した際はより短い期間)存在しなければならないが、前駆期または残遺期の症状の存在する期間を含んでもよい。これらの前駆期または残遺期の期間では、障害の徴候は陰性症状のみか、もしくは基準Aにあげられた症状の2つまたはそれ以上が弱められた形(例:風変わりな信念、異常な知覚体験)で表されることがある。

D. 統合失調感情障害と、精神病性の特徴を伴ううつ病または双極性障害が以下のいずれかの理由で除外されていること
(1)活動期の症状と同時に、うつ病・躁病エピソードが発症していない
(2)活動期の症状中に気分のエピソードが発症していた場合、その持続期間の合計は、疾病の活動期および残遺期の持続期間の合計の半分に満たない。

E. その障害は、物質(例:乱用薬物、医薬品)または他の医学的疾患の生理学的作用によるものではない。

F. 自閉スペクトラム症や小児期発症のコミュニケーション症の病歴があれば、統合失調症の追加診断は、顕著な幻覚や妄想が、その他の統合失調症の診断の必須症状に加え、少なくとも1ヶ月(または治療が成功した際はより短い期間)存在する場合にのみ与えられる。

などと実に様々な事が書かれています。統合失調症はプロの精神科医でも判断が難しく一般の人が上記のDSM-5を読んでみても「良くわからない」というのが正直なところだと思います。

また、一般の辞書によると・・・

精神分裂病に代わる新名称。2002年8月、日本精神神経学会が正式決定し、新名称の使用を関係行政機関に働きかけた。国際語としては、schizophrenia(スキゾフレニア=分裂した精神状態の意)が使われる。知覚や思考、感情、行動などの広い範囲に症状が現れ、10歳代後半〜30歳代半ばに発症することが多い。幻聴や妄想がよく見られ、その内容は被害的、迫害的であることが多い。自他の境界があいまいになり、外から考えを吹き込まれる(思考吹入)、自分の考えが周囲に伝わる(考想伝播)、何かに操られている(作為体験)などの体験があり、心が休まらなくなる。それらは陽性症状と呼ばれ、抗精神病薬が有効である。一方、意欲の減退や感情の平板化、思考の貧困化などの陰性症状は、主に精神科リハビリテーションによって治療する。いくつかの類型があるが、幻覚や妄想が強い妄想型、急に興奮したり、奇妙な姿勢や表情を示す緊張型、感情の乏しさや意欲の減退が主症状で、思春期から成人期初期に発病する破瓜(はか)型などがある。統合失調症は治療により病状が推移し、治療を行えば症状が強く出る期間は意外と短い。再発防止のためにも長期服薬が望ましい。 出典:知恵蔵2015

というような事がかかれています。

しかし、文だけでなくもっと明確にどのような感じかを理解しておきたい。そんな気持ちに一発で答えてくれるのが映画、「ビューティフル・マインド」です。

ビューティフル・マインド

ビューティフル・マインド』(原題: A Beautiful Mind)は、2001年のアメリカ映画。ノーベル経済学賞受賞の実在の天才数学者、ジョン・ナッシュの半生を描く物語。アカデミー賞では作品賞、監督賞、助演女優賞、脚色賞を受賞し、ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞を受賞した。 wiki

上記にwikiを抜粋を記述しましたが、この作品はアカデミー賞受賞作品となっています。実在の人物である「ジョン・ナッシュ」の半生を描いた作品であるわけですが、実際に全てまるっとジョン・ナッシュの全てが描かれているのかと言うとそうでもなく少し脚色された要素もあるようです。

残念な事にジョン・ナッシュは2015年にタクシー事故により86歳で亡くなられています。顕著な業績をあげた数学者に対して贈られる賞であるアーベル賞の授賞式の帰路に起きた悲劇でした。

 

▼まとめ

「統合失調症」の理解の第一歩は「ビューティフル・マインド」をジックリと見る事から。

もちろん、ビューティフルマインドが「統合失調症」の全てというわけではありません。この作品をきっかけにして理解を深めていく。その理解を深めるという過程において一番最初に参考になる作品だと思います。

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